この記事は、以下の方に向けて書いております
- お金を銀行だけに預けている人
- お金を少しでも良いから増やしたい人
- これから資産運用を始めたい人
こんな悩みを解決します。
本記事のポイント
・銀行預金のデメリットを解説
・お金を増やす仕組みを解説
・初心者がやるべき投資の方法
現在は、個別株式・投資信託・つみたてNISA・仮想通貨・企業型DCなどを運用中。25歳で資産8桁を達成しており、今後の目標は資産9桁。
今回は、尊敬する中田敦彦さんのYouTube大学でも話のあった「預金と投資」について、動画に沿いながら解説していきたいと思います。
動画と合わせて記事を読むと、かなり理解が深まるのでオススメ↓↓
結論として、預金だけしている方は、銀行の思惑どおりに利用されているということを理解しましょう。
お金ついてしっかり理解を深めて、損しないお金の使い方を学んでいきましょう。
目次
預金と投資の違いは?これからの資産運用を徹底解説
預金か投資はどちらがいいの?
このテーマで話をする前に一つ質問をしてみます。
この質問に対してお金の知識の無い方は、ほとんど答えることができないでしょう。
株 = 企業の所有権を購入する。
債権 = 国や企業にお金を貸す。
お金の知識は生きる上で、絶対に必要な知識です。
働いてお金をもらうことが、今までの常識だったかもしれませんが、
大事なのは、
労働 = 自分が働く
投資 = お金が働く
という事をしっかりと理解することです。
もし、自分が働けない状況になったとしても、お金に働いてもらう仕組みがあったなら?
あなたの生活はより豊かに、安定したものになるでしょう。
つまり預金と投資どちらが良いか?と言われると、「どちらも大事」が答えです。
国債を購入したらお金はどうなるか?
もう一つ質問をしてみます。
- 105万円
- 125万円
- 約128万円
- 運による
②125万円
理由:国債の場合は、元本保証型の単利運用のため、預けた100万円の5%が毎年貰える仕組みだから
つまり、国債を購入するということは、お金を国に貸しているということと同じになります。
お金を貸しているので、もちろん利息がついて返ってきます。
これが国債で単利運用する仕組みです。
単利と複利について
利息には2つの種類があります。
それが、『単利』と『複利』というものです。
単利:元本にだけ利息がつく
複利:利息にも利息がつく
複利は人類史上最大の大発明とも言われており、資産運用の世界ではかなり重要な仕組みです。
例えば、100万円を複利10%で運用した場合どうなるか?
1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 5年目 | 6年目 | 7年目 | 8年目 | 9年目 | |
単利 | 110万 | 120万 | 130万 | 140万 | 150万 | 160万 | 170万 | 180万 | 190万 |
複利 | 110万 | 121万 | 133万 | 146万 | 161万 | 177万 | 194万 | 214万 | 236万 |
差額 | 0 | 1万 | 3万 | 6万 | 11万 | 17万 | 24万 | 34万 | 46万 |
9年目で約50万円ほどの違いが出ているのが分かると思います。
『雪だるま式にお金が増える仕組み』、これが複利の凄いところです。
銀行預金の仕組みを解説
預金のメリットとデメリット
ひと昔前は、銀行に預金していればお金が増える時代でした。
1974年は金利がなんと、7.5%もありました。
100万円→206万円
西暦 | 金利 |
1974年 | 7.5%(ゆうちょ定期) |
1990年 | 6.08% |
1999年 | 0.01% |
2020年 | 0.001%(普通銀行) |
しかし、2020年現在の金利は、0.001%です。
つまり、100万円を10年間預けた場合、貰える利息は100円だけ。
自分の全財産を銀行に預けている人が、世の中の大半かもしれません。
しかし、その実態はお金を超低金利で銀行に貸して、少なすぎる利息をもらっているだけという悲しい現実です。
国債との比較
これなら個人向け国債とかの方がまだいいんじゃないの?
確かに個人向け国債は「単利」ではありますが、金利で言うと0.05%です。(税引き後は0.039%)
銀行預金に比べれば、50倍なのでまだマシな方かもしれません。
しかし、こんな地道で先が見えない投資では、大きな変化を感じることができません。
これからすべき資産運用について
リスクオンで投資を始める
今まで紹介した、銀行預金や国債はお金を貯蓄するにはいいかもしれませんが、「増えない投資」です。
つまり、増えない代わりにリスクは低い投資です。
銀行や国が破綻しない限りは、ある程度お金が保証されています。
リスクオンとは;リスクが少ない預金や債券からリスクの高い株式投資に切り替えることです。
預金でお金を預けるのも、国債を購入するのも一つの投資です。
つまり、ある程度の元本は他で貯蓄して、それ以外の余剰金や使えるお金を別の投資商品などに振り分けることが、理想的な投資と言えるのです。
もちろん何も考えずに、むやみやたらに株を購入するのは大問題です。
大事なのは自分の収入の範囲内で、投資をするということです。
これからすべき投資の方法
まずリスクを減らすためには、株やお金に関する知識を学ぶことが大切です。
いきなり証券口座を作ったり、株を購入しようとするのはやめましょう。
投資を始めるための全体の流れはこのとおりです。
-
STEP1お金の知識を深めるおすすめ本などでお金について勉強する
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STEP2自分の資産状況を整理する自分の貯金額や毎月の収支を確認する
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STEP3証券口座を作る自分の証券口座を開設する
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STEP4投資スタートオススメの金融所品を選んで少しだけ投資してみる
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STEP5本格的に投資スタート要領が掴めてきたらコツコツ長期投資を始める
まずステップ①で、お金について理解を深めていきましょう。
以下の記事で、おすすめのコンテンツを紹介しているので、初心者でも楽しくお金の知識を身につけることができます。
その上で、株を購入する意味を改めて理解しましょう。
投資の神様と呼ばれている「ウォーレンバフェット」も言っています。
『歴史的に債権より株式の方が長期的リターンが大きい』
株式投資には、長期的なリターンを得る要素がたくさんあります。
株式投資は長期的な考えでいけば、リスクを最小限に押さえながら資産を増やすことも十分可能です。
預金と投資の違いは?のまとめ
今回は預金と投資について、中田敦彦さんの動画をまとめてみました。
- 単利よりも複利の方が断然お得
- 預金は銀行にお金を貸しているということ
- 預金も国債もリスクは少ない投資だがリターンもない
- リスクオンでリターンのある投資をする
- むやみに投資をしない!まずは知るところから
投資の世界は難しく見えがちですが、理解すると意外とシンプルです。
まずは、お金についての知識を深めて、より豊かな生活を手に入れるための第一歩を踏み出しましょう。
動画でも紹介のあった、「お父さんが教える 13歳からの金融入門」もぜひ参考に見てみてください。