この記事は、以下の方に向けて書いております
- 貯金がなかなか貯まらない方
- 毎月の支出を減らしたい方
- これから資産運用をしていきたい方
どうやったら資産運用する余剰金を貯めることができるの?
こんな悩みを解決します。
本記事のポイント
・やってはいけないお金の使い方
・効率良く貯金をするためのノウハウ
・支出を減らして収入を増やす方法
現在は、個別株式・投資信託・つみたてNISA・仮想通貨・企業型DCなどを運用中。25歳で資産8桁を達成しており、今後の目標は資産9桁。
お金を増やすことに目が行きがちですが、大事なのは『お金の守り方』です。
本記事では『お金を増やす前に守る』ということをテーマにお伝えしていきたいと思います。
中田敦彦さんの『YouTube大学』の動画と合わせて記事を読むと、かなり理解が深まるのでオススメ↓↓
目次
絶対にやってはいけないお金の落とし穴!ーーお金の守り方を徹底解説
お金で失敗する人はこんな人
お金で失敗する人ってどんな人だと思いますか?
収入が多い人でも自己破産する人は大勢います。
その理由はお金を使いすぎてしまっておいるから。
つまり、お金で大切なことは「どれだけ稼ぐか?」ではなく、「お金を無駄に多く使わないこと」なのです
お金の落とし穴(借金・税金・手数料)について
なぜ貯金が貯まらないのか?
なぜ裕福な生活ができないのか?
その理由は全て、巧妙な手で近づいてくる「借金・税金・手数料」に他なりません。
逆に言えば、ここさえ理解して抑えておけば無駄な支出を大幅に減らすことができるのです。
絶対にやってはいけないベスト5
やってはいけない①:リボ払い
例えば50万円の時計を購入する場合、リボ払いなら毎月5,000円の支払いで購入することができます。
しかし、ここには大きな落とし穴があります。
それは年利が15%あると言う事です。
実際の計算がこちら
借入金額 | 毎月返済額 | 手数料合計 | 総支払い額 |
500,000円 | 5,000円 | 314,614円 | 814,614円 |
やってはいけない②:自動車ローン
お金を守るためには自動車ローンにも気をつけましょう。
自動車ローンの金利は2%ほどです。
リボ払いの15%と比べると一見低いように見えますが、国債や銀行預金の利率と比較するとその高さが分かります。
自動車ローン | 国債 | 普通銀行預金 | |
金利 | 2% | 0.05% | 0.001% |
国債でお金を銀行に貸すと、0.05%で金利が貰えるため、自動車ローンの金利と比較すると、40倍もの差があります。
2%と聞くと低いようにも見えますが、計算するとこのとおり。
借入金額 | 毎月返済額 | 手数料合計 | 総支払い額 |
3,000,000円 | 52,583円 | 154,995円 | 3,154,995円 |
自動車購入で気をつけるべき事は、自動車ローン以外にも税金などの支払いがある事です。
自動車を維持するためには、毎年の自動車税やガソリン代、駐車場代、車検代などさまざまな支出が増えていきます。
最近ではカーシェアリングや公共交通機関の発達も進んでいるので、「本当に必要なのか?」も含めて一度考えてみてください。
やってはいけない③:住宅ローン
勘違いしやすい住宅ローンの危険性について解説します。
確かに住宅メーカーの営業では、「毎月の家賃と同じくらいの支払い額で、家という資産を手に入れことができるのでお得です」なんてセリフを聞きます。
しかし、これも手数料を取りたいという、向こうの罠ということを理解しておきましょう。
確かに現在は、低金利なので0.4〜0.5%ほどの金利で住宅ローンを組むことができます。
しかし、これはあくまで変動金利の場合です。
固定金利の場合は更に金利が上がります。
ローン形態 | 変動金利 | 10年固定金利 | フラット35年 |
金利相場 | 0.4〜0.5 | 0.6〜1% | 1.5%〜2.5% |
将来的に金利が上がる可能性も十分あるため、そうしたリスクを理解したうえで検討しましょう。
しかも住宅の場合、一度購入したら簡単に売却することはできません。
売却できたとしても、購入した金額の半分ぐらいの価値にしかならないという気持ちでいた方が良いです。
やってはいけない④:保険(貯蓄型)
保険にもたくさん種類がありますが、特に気を付けるべきなのは、貯蓄型の保険です。
最近では、保険の商品でも個人年金型の積み立て制度の保険があります。
ある一定期間まで貯蓄すると、毎月年金のように支給される仕組みですが、大きなデメリットとしては、途中で解約すると損するということです。
今後のライフスタイルや状況がどうなるか分からないのに、手数料を払いながら貯蓄していくのは、かなりリスクが高いです。
保険で資産運用するくらいなら、いつでも自由に引き落としもできる「投資信託」などで資産運用した方がよっぽど安心です。
やってはいけない⑤:デイトレード(株取引など)
「株 = デイトレード」みたいなイメージがありますが、実際はそうではありません。
PC画面を常に見ながら状況に見ながら、買い注文・売り注文をしているのはごく一部の投資家です。
もちろんデイトレードで稼いでいる人は実際にいますが、デイトレードの株取引には大きな手数料が毎回かかってきます。
得をしているのは証券会社ということをしっかり理解しましょう。
そして、株取引で特に怖いのはレバレッジです。
利益が出れば大きな恩恵を受けることができますが、損失が出た時はその分ダメージも大きくなります。
擬態した借金(リボ払い・ローン・保険・レバレッジ)に注意すること
お金を守るためにこれからやるべき事
やるべきこと①:支出の把握をする
お金を守る方法が分かったら、次は自分のお金の使い方を知ることが大事です。
まずは、1ヶ月の支出を書き出してみてください。
家計簿アプリでも紙に書き出すなど、方法は問いません。
実際に整理してみると、自分でも把握できていないことがたくさん分かってきます。
・何にお金を使っているかが分かる
・節約すべき項目を知ることができる
特に大きな固定費や贅沢費を一度見直ししてみるといいでしょう。
今住んでいる家の必要性はなにか?
毎年の旅行費用に無駄は無いか?
今までは気にしていなかったことが、支出を把握することで見えてきます。
大事なことは、『身の丈にあった生活をすること』です。
やるべきこと②:先取り貯金をする
先取り貯金とは、給料が入ったら自動的に10%を自動で引き下とし貯金できるようにすることです。
こうすることにより、使う前に貯金を確実にすることができます。
もちろん貯金は大事なので、給料の3ヶ月分以上を貯蓄している人はたくさんいると思います。
しかし、給料の3ヶ月分以上の貯金をしていても、それは死に金になります。
貯金がある程度できたら、次にやる事は、『お金を増やす仕組みを作る』ことです。
お金を増やすための仕組み作り
準備ができたら増やす
支出を整理して、貯金を貯めて余剰金ができたら『投資』を始めましょう。
長期投資のメリットについては、別記事でもまとめているのでそちらを参考にしてください。
投資を始めるならネット証券
投資を始める時に大事なのは、ネット証券で口座を作ることです。
間違っても証券窓口に行ったりするのはやめましょう。
ネット証券であれば、スマホでもPCでも簡単に証券口座を作ることができます。
どんな銘柄を買えば良いのか?
株と言えば個別で会社の株を購入するイメージですが、安定して長期投資をするなら「インデックス投資」がおすすめです。
特に最近では、米国株式のインデックス投資が注目されています。
これは日本企業よりもアメリカ企業全体の方が業績が良く、将来的にも期待が高いためです。
つまり、投資初心者はデイトレードや個別株取引ではなく、インデックス投資でコツコツつみたてしていくのがベストと言えるでしょう。
絶対にやってはいけないお金の落とし穴!ーーお金の守り方を徹底解説のまとめ
今回は、絶対にやってはいけないお金の落とし穴とお金の守り方について紹介していきました。
- リボ払い
- 自動車ローン
- 住宅ローン
- 保険(貯蓄型)
- デイトレード(株取引)
まずは、お金を守るためにすべきことを実践しましょう。
- 支出の整理
- 先取り貯金をする
- ネットで証券口座を作る
- インデックス投資
その上で、お金に働いてもらう仕組みを作りが必要になります。
大事なことは、リボ払いやローンでお金を借りる側にならないこと。
世の中のお金持ちと言われる人たちは全員、お金を投資などで貸す側にいます。
あなたも投資でお金を貸す側になりませんか?
\本記事の参考文献はこちら↓↓/